MEET CULTURE in OSAKA 2024
2025年に大阪・関西万博を控えた今、今までの繋がりをより強固にし、これからの繋がりに期待するリレーションシップを目的としたアートフェス「MEET CULTURE in OSAKA 2024」を2024年5月31日(金)〜6月2日(日)の3日間で開催致しました。
本展は、CASOアート特区プロジェクト(株式会社大伸社ディライト × PLANT/ART Lab OMM)と、「アート×印刷」で作家と共に作品を制作し、本年に50周年を迎える有限会社サンクラールがタッグを組み企画。
そして、セレクターとして関西で作家と共に活動するギャラリー・ディレクターの皆さまにセレクトして頂くエリアや、今注目の文化プロジェクトにご協力頂き、より関西文化シーンの活性化に繋がる仕組みづくりにチャレンジ致しました。
また、企業の皆さまにご協賛のお願いをする際に、「リレーションシッププラン」というシステムを積極的にお声がけさせて頂きました。
協賛金の中から作品を所蔵して頂くという試みです。
場からはじまる関係性が生まれる事を期待し、作品を所蔵して頂く事で作家に還元出来る仕組みにチャレンジさせて頂きました。
文化支援・応援の継続をどのように繋げていくのかを考えるきっかけになればと考えます。
これからのコミュニティは目標を共有するコレクティブへ。
シーンを楽しむ人、作り手、社会が繋がりより面白い時間を皆さまと共有出来ればと思います。
どの様なカタチに変化していくかも含め、カルチャーシーンにとって良いきっかけになり続けるイベントとして継続出来ればと思います。
Text. アート特区プロジェクト ディレクター 滝本章雄(PLANT・ART Lab OMM/JAMWORKS)
アート特区は「オモシロイ_コト・モノ・ヒト」の発信をコンセプトに、株式会社大伸社ディライトとPLANT/ART Lab OMMが立ち上げたプロジェクトです。
2021年9月にアート特区初の企画展「PHOTOGRAPHY」展を開催し、2023年にはCASO内に個展などを中心におこなう常設ギャラリーCASO Art Loungeをオープン。
プロジェクト立ち上げ当初から「繋がる・繋げる」というキーワードを意識し、この3年間、大小様々なカルチャーシーンの発信をおこなってきました。個展からアートフェア、クリエイターズソフビのイベント「ソフコン」ではサブカルチャーシーンを注目、今年スタートした大型アートブックフェア「ART BOOK OSAKA」など。
関西のカルチャーシーンを発信する重要な拠点のひとつとして、皆さまと共に盛り上げていきます。
■公式サイト ■Instagram
本年50周年を迎える有限会社サンクラールは、特殊箔印刷「Sプリズムプリント」をはじめ、様々な世代・ジャンルのアーティストたちと多くのクリエイティブプリントを手がけています。
近年では、額装できる特色刷りアートマガジンの発行やオリジナルプリント商品の開発など、作家と共に制作するスタイルを積極的におこなっています。この夏には大阪・深江橋にデジタルプリンティングラボ「FACTORY01」をオープンし、クリエイターが集まり制作する場づくりにも力を入れていきます。
「印刷×アート」の可能性をこれからも追求し、美しく、刺激的で面白い特別な印刷物を制作する事で、多くの方に愛される未来へ作り手と共に歩んでいきたいと思います。
■公式サイト ■Instagram