2021 news PLANT ARTMAGAZINE プロジェクト

PLANT ARTMAGAZINE #001

フリーアートマガジン「PLANT ARTMAGAZINE #001」を2021年5月に発行しました。
プロジェクトの発表をしてから3年、構想から考えると10年近くになります。
ART Lab OMMだけでなく、JAMWORKSやArt Yard時代から知って頂いている多くの方のお力添えで実現する事ができました。
まだまだここからがスタートですが、この紙面や情報メディアのオモイみたいなものを少し書きました。
PLANT/ART Lab OMMに来て頂いているみなさま、作家のみなさま、関係各社のみなさま、そして新たに知って頂いたみなさまに、これからも多くのご協力をお願いするかと思います。

PLANTを知って頂いたみなさまと一緒に情報を発信し、より面白い発見を共有出来れば幸いです。

PLANT/ART Lab OMMディレクター
JAMWORKS・Art Yard代表
滝本章雄


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額装できるアートマガジンって素敵じゃないですか?




箔の新しい印刷表現Sプリズムプリントを中心に多くのアートプリントにチャレンジするサンクラールと、リアルなクリエイティブシーンの発信を目指すPLANTがタッグを組み、アートマガジンをリリースしました。
第1号は10アーティストのアートワークが掲載されるA3サイズの7色刷りタブロイド型マガジン。
1000部限定で無料配布。

アートファンに届いて欲しいマガジン。


コロナ禍で多くの企画が中止や延期になり、作品にリアルに触れる機会が少なくなりました。
少しでも作品に触れて頂く機会が増えればと思い本誌は制作しています。
また、毎日アートに触れて欲しいという気持ちから、タブロイド版にする事で額装できる仕様にしました。
アートが共存する生活が増えると嬉しいです。

クリエイターもチャレンジできるメディアで在りたい



PLANTはART Lab OMMや運営するJAMWORKSが企画をしています。本誌の発行人でもあり、JAMWORKS、ラボの代表でありクリエイターとしても活動してきた滝本は、アート表現のラボラトリーがもっと多く存在したら良いのにという思いを持っています。昔話をすると煙たがられる昨今、昭和の時代にあった文壇や画壇、また尊敬する作家の方に師事するという事やアトリエに集まるという事がほとんど無くなってしまった。しかしそういう現場から多くの事を学べた時代でもありました。
今回、多色刷りでのアートワークを10名のアーティストと一緒に制作する事で、画面通りの仕上がり、データを入稿したら終わりという現場ではなく、仕組みを理解し、仕上がりや現場で起こるだろう変化を想像しながら制作をするというチャレンジをしました。これはシルクスクリーンなどで制作している方は、ピンとくるかもしれません。
仕組みを理解しながら制作する事で、アイデアの幅、表現の幅、着地の仕方が変わってくる事を、再度共有したいという目的もあります。



入稿後にはじまる物語がある



印刷の工程は、受け取りてもクリエイターもあまり現場に入る事はありません。
入稿したら終わりではなく、入稿後の物語が存在している事をもっと多くの方に伝われば嬉しいと思っています。今回、インクメーカーであるT&K TOKAの協力の元、インク調色工場の見学をさせて頂いたり、印刷の現場で発色やインクがどの様に定着しているか等、印刷機がある中で職人の方の仕事を見せて頂いたりと、見えていなかったもう一つの現場を見せて頂きました。このあたりはPLANT ARTMAGAZINEの公式サイトで追々レポートをしたりと思っています。多くの役割でひとつの作品を完成させている。

知る事でもっと面白くなる世界


 
興味の少し先にあるものを少しずつ知る事で、それがもっと面白くなっていく、もっと好きになっていく。そのきっかけがどこからかはわかりません。私たちが発行するアートマガジンは、数多く存在しているはずのきっかけのひとつです。これから構築されていくPLANTのWEB情報メディアもそのひとつかもしれません。大阪・天満橋にあるクリエイティブスペース「PLANT/ART Lab OMM」も同じく。
趣味趣向、合う・合わないなど、あって当たり前です。だからこそ、誰かの何かになれば良いし、入り口は多くあれば良いと思っています。このアートマガジンの発行が誰かの何かになれば嬉しいです。


緊急事態宣言が延長されたりと、発行後なかなか設置が難しい状況ですが、少しずつでもお届け出来る様に動いております。また、額装して欲しいと思い制作しましたのでA3サイズを折らず持ち帰りが出来る様に袋に入った状態でお渡し出来る環境を作っております。多くはありませんが、もう少し自由に行動が出来る様になりましたら設置場所のアナウンスをさせて頂きます。(現在は5月30日までPLANT/ART Lab OMMで開催中のゴトウヨシタカ展とサンクラールオンラインショップ(※送料のみ頂いております)で配布しております)
設置場所で持って帰って頂く際、可能であればその場所やその近辺で何かしら経済が動く様にお買い物をして頂けると嬉しいです。

誰かの素敵なきっかけになる事を願っています。

PLANT ARTMAGAZINE


「PLANT ARTMAGAZINE #001」(2021.5発行)
A3サイズ/タブロイド製本/12頁
1,000部

掲載アーティスト
上田バロン|Emiko Kojima|河崎ヒデオス|キタイ シンイチロウ (DEVILROBOTS) |小瀬古文庫 |ふるやみか|maeda toshiyuki|Yuhei Takahata|ロケット・ジャック|わんぱく中年とのまる

カラー(T&K TOKA)
表紙・P4/9/12
7色刷り(内 蛍光色MIXプリント):C・M・Y・デビルブラック・蛍光VIVA DX150/300/500(MIXプリント)・タイガーシルバー・スーパーグロスニス

基本ページ
7色刷り:C・M・Y・デビルブラック・蛍光VIVA DX150・タイガーシルバー・スーパーグロスOPニス

設置
大阪・京都・東京・台湾

協賛:株式会社T&K TOKA

Publishe : PLANT + 有限会社サンクラール
Planner,Editor:JAMWORKS+RJ Graphics
Producer : Koji Yata & Akio Takimoto
Artdirection and Design : Akio Takimoto
Selector : ART Lab OMM/ロケット・ジャック(P09)/maeda toshiyuki(P04)
Printing : 有限会社サンクラール

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